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北米・ヨーロッパ・アジアも網羅「世界15都市の人気SNS」TOP5発表

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北米・ヨーロッパ・アジアも網羅「世界15都市の人気SNS」TOP5発表

インターネットが発達した現代、世界のマーケットにも目を向けるビジネスパーソンは増えているはずです。そんな海外進出を考える上で必ず必要となることが、それぞれの国のSNSの利用状況です。手軽で低予算でできるマーケティング手法の一つとしてSNSの利用は当たり前になっている今。世界の主要都市や注目のエリアの都市などで、どんなSNSが利用されているのか知っておくべきでしょう。

今回は、北米のほか、アジア、新興国などの世界15都市において、20~49歳の男女各300名に行われた、大規模調査の結果から、どんなSNSが人気なのか見てみましょう。

日本で人気の高いSNSトップ5

日本は、LINEとTwitterの利用度が特に高いのが特徴。LINEは、他の都市のランキングで上位にほとんど見られないのに、堂々1位の利用率です。

1位 LINE(75.7%)
2位 YouTube(71.0%)
3位 Facebook(45.3%)
4位 Twitter(45.0%)
5位 Instagram(27.7%)

東アジアで人気の高いSNSトップ5

中国は政府によるインターネット規制が行われているため、他国で一般的なSNSの利用はできません。そのため中国のランキングに並んだものは、中国で独自で発達したSNSばかり。中国マーケットへの進出やSNSマーケティングを考えている場合は、特殊な市場を理解する必要があります。しかし13億人もの人口を抱える大国のため、中国のSNSトレンドも決して見逃せるものではありません。

韓国で人気のSNSはKakao Talkで、台湾ではFacebook、LINNE、YouTubeが三大メジャーSNSでしょう。

上海(中国)

1位 WeChat(98.3%)
2位 Sina Weibo(51.7%)
3位 Qzone(47.7%)
4位 Youku(32.0%)
5位 Tencent Weibo(21.3%)

ソウル(韓国)

1位 Kakao Talk(84.7%)
2位 YouTube(74.0%)
3位 Facebook(60.7%)
4位 Instagram(45.0%)
5位 Twitter(26.0%)

台北(台湾)

1位 Facebook(94.0%)
2位 LINE(93.7%)
3位 YouTube(87.0%)
4位 FB Messenger(62.0%)
5位 Google+(47.7%)

東南アジアで人気の高いSNSトップ5

東南アジア各国ではFacebookの利用率がすべて9割以上ととても高く、ホーチミンでは98.3%とほとんどの人が利用しています。全体的にSNS利用の割合が高く、積極的にSNSを使っている人が多いとうかがえます。

ホーチミン(ベトナム)

1位 Facebook(98.3%)
2位 YouTube(88.3%)
3位 Zalo(83.0%)
4位 FB Messenger(76.0%)
5位 Google+(54.7%)

ジャカルタ(インドネシア)

1位 Facebook(91.0%)
2位 WhatsApp(89.7%)
3位 YouTube(85.0%)
4位 Instagram(70.3%)
5位 LINE(63.3%)

バンコク(タイ)

1位 Facebook(96.0%)
2位 LINE(94.7%)
3位 YouTube(90.7%)
4位 FB Messenger(69.7%)
5位 Instagram(56.7%)

クアラルンプール(マレーシア)

1位 Facebook(94.7%)
2位 WhatsApp(93.3%)
3位 YouTube(84.0%)
4位 FB Messenger(54.7%)
5位 Instagram(49.0%)

北米・ヨーロッパで人気の高いSNSトップ5

アメリカやヨーロッパの都市では、FacebookとYouTubeが7~8割と人気。ドイツのベルリンではWhatsAppが1位と、他のヨーロッパに比べて人気SNSの傾向が若干異なります。

ニューヨーク(アメリカ)

1位 Facebook(86.3%)
2位 YouTube(75.3%)
3位 FB Messenger(55.7%)
4位 Instagram(52.7%)
5位 Twitter(47.3%)

ロンドン(イギリス)

1位 Facebook(75.0%)
2位 YouTube(70.0%)
3位 WhatsAppr(56.0%)
4位 FB Messenge(43.7%)
5位 Twitter/Instagram(34.0%)

パリ(フランス)

1位 Facebook(75.0%)
2位 YouTube(54.7%)
3位 FB Messenger(40.3%)
4位 WhatsApp(34.7%)
5位 Instagram(27.0%)

ベルリン(ドイツ)

1位 WhatsApp(80.3%)
2位 Facebook(70.7%)
3位 YouTube(64.3%)
4位 FB Messenger(42.7%)
5位 Instagram(25.7%)

新興国で人気の高いSNSトップ5

ムンバイ(インド)、サンパウロ(ブラジル)は上位3つのSNS利用率が高く、SNSが生活に根付いていることがうかがえます。モスクワ(ロシア)はVKontakteやSKYPEがランクインするなど、他の都市とは異なる傾向にあることがわかります。

モスクワ(ロシア)

1位 YouTube(77.3%)
2位 VKontakte(74.0%)
3位 Facebook(63.7%)
4位 WhatsApp(62.0%)
5位 SKYPE(58.0%)

ムンバイ(インド)

1位 YouTube(95.0%)
2位 WhatsApp(93.7%)
3位 Facebook(92.7%)
4位 FB Messenger(61.0%)
5位 Google+(50.7%)

サンパウロ(ブラジル)

1位 WhatsApp(93.0%)
2位 Facebook(88.3%)
3位 YouTube(87.7%)
4位 FB Messenger(64.3%)
5位 Instagram(59.7%)

国によって普及してるSNSや、好んで使われるSNSが異なることがよくわかります。ビジネス目的でSNS運営を考えるのなら、この結果と、全世界におけるSNSの利用者数を合わせて、どのSNS運用が有効なのか検討するとよいでしょう。

参考:SNSを利用したブランド戦略!ウェブマーケティング成功事例10選
参考:SNSを利用したブランド戦略!ウェブマーケティング成功事例【海外企業編】
参考:ソーシャルメディアまとめ:主要SNS「世界&日本ユーザー数」2017

※株式会社マクロミル実施「世界15都市消費者の生活実態・意識の比較レポート」各都市に住む20~49歳の男女各300名が対象。2017年6月実施。