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オアフ島の公共交通機関「ハワイのザ・バス」乗り方・料金・主要路線図

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ローカル気分で旅行できる!「ハワイのザ・バス」乗り方&主要路線図

ハワイに旅行に来て、ちょっと遠出するときや旅行会社が運行しているトロリーを利用しないときは、ぜひ公共交通機関である「The Bus(ザ・バス)」に乗ってみましょう。オアフ島のザ・バスはとても優れた交通機関として知られており、ガイドブックに掲載されているような王道のハワイ旅行では味わえない、ローカル気分の小旅行が楽しめるはずです。

ハワイのザ・バスとは

ハワイには電車がなく(2017年現在市電が建設中です)、唯一の公共交通機関なのがバス。その名も「The Bus(ザ・バス)」と言い、地元の多くの人々が通勤等で利用していて、オアフ島を網羅しています。観光客が多く滞在するワイキキにもたくさんのバス停留所があり、アラモアナやさまざまな観光スポットにも行ける便利なルートがあります。ローカルに混じって地元のバスに乗るのは、外国旅行ならではの体験で楽しめるはずです。

ハワイのバスの料金

ハワイのバスの料金は、現金払いで、大人1人1回$2.50です。ルートや乗車時間に限らず、どこまで乗っても$2.50です。そのほかの料金は以下のとおり。料金を支払う際はおつりが出ませんから、ピッタリ$2.50を用意しておく必要があります。2人分をまとめて支払うなら「For Two(2人分です)」と言って、$5でOKです。

  • 大人(17歳以上) $2.50
  • 子ども(6~16歳)$1.25
  • 幼児(5歳以下)は無料
  • シニア(65歳以上、The Busのシニアカード提示が必要)$1.00

ローカル気分で旅行できる!「ハワイのザ・バス」乗り方&主要路線図

ハワイのバスの乗り方

1.バスの路線番号をチェック

バスの停留所には、そのバス停に止まるバスの路線番号が掲示されています。事前に自分が乗りたい路線番号を調べておくと、どのバス停で待っていればよいかがわかります。路線番号は、バスの車両前面の電光掲示部分にも表示されています。

2.運賃は前払い

バスの前方から乗り込み、最初に運賃を払います。このとき、他のルートを利用したり、帰りもバスを利用する予定があるなら、「1 day pass」を運転手から購入しましょう。1 day passなら、翌2:59まで乗り放題可能なチケットです。

3.優先席

バスの中に進み空いている席に座りましょう。運転手の近くは優先席(Priority Seat)が設けられています。

4.バスを降りるとき

ハワイのバスには、窓に沿ってワイヤーのような紐が貼ってあります。降りたい停留所が近づいてきたら、その紐を引いて、運転手に知らせる仕組みです。路線によって異なりますが、停留所のアナウンスがないときもあり、不安なときは乗車時に運転手さんに「○○へ行きたいんだけれど…」と伝えておくとよいでしょう。大抵の運転手さんがその停留所で教えてくれます。

5.乗り換えるとき

1 day passを購入しておけば、乗り換えたバスの運転手に提示するだけで、料金を払わず無料で乗り換えが可能です。

ハワイのバスの時刻表

日本とは異なり、ハワイのバスの時刻表はあっても無いようなもの。The Busのウェブサイトから路線番号ごとに時刻表をチェックすることはできますが、この時刻通りにバスが来るとあまり期待しないほうが良いです。

またThe Busの専用アプリ「Da Bus」があり、現在地から近くのバス停を検索したり、何番のバスがいつ頃到着するかわかったりします。英語のみですが、気になる方は使ってみてもよいかもしれません。

ワイキキのバス停

ワイキキでバスが通るのはクヒオ通りで、メインの大通りであるカラカウア通りにはバス停はありません。クヒオ通りには、ダイヤモンドヘッド方面とアラモアナ方面と両方向にバスが運行しています。

便利な1日券と月間パス

2017年10月1日に、それまであった「Transfer Ticket」の制度(チケットに書かれている同日の時刻までなら、最大2回まで無料で他のルートに乗り換えできるシステム)が廃止され、代わりに1日中利用できる1day pass(1日券)が登場しました。大人は$5.00で、6歳以上17歳未満は$2.50で、乗車時にバスの運転手から購入できます。1day passは、夜12:00から翌深夜2:59までの27時間利用でき、Transfer Ticketよりも利用可能な時間が長くお得に利用できます。

このほか、月間パスは$60で、フードランド、セブンイレブン、サテライトシティホール、タイムズスーパーマーケット、ザ・バス パスオフィス等で購入できます。年間パス($660)はザ・バス パスオフィス(カリヒ トランジットセンター)のみの販売です。

※4日間連続で利用できる4Dayパスは廃止となりました。

観光客におすすめの路線

8・19・20番:ワイキキ-アラモアナ

ワイキキとアラモアナ間は多くのバスが運行しており、8、19、20番のどれに乗っても到着できます。所要時間は10~15分ほど。

19・20番:ワイキキ-ホノルル国際空港

ワイキキとホノルル国際空港(現、ダニエル・K・イノウエ国際空港)もバスで移動できます。所要時間は50分ほど。
参考:ホノルル空港が「ダニエル・K・イノウエ国際空港」に!米国の歴史に刻まれた日系人とは

22番:ワイキキ-ハナウマ湾・シーライフパーク

人気の観光スポット、オアフ島東側にあるハナウマ湾やシーライフパークにもワイキキからバス1本で行くことができます。ただし1時間に1本ほどしか運行していないため、朝早めに出かけて帰りも早めにワイキキまで戻れるようにしましょう。シーライフパーク、ハナウマ湾からワイキキに戻る便は午後5時台が最終。所要時間は40分ほど。※ハナウマ湾は毎週火曜日は閉鎖されるため、火曜日のバスはハナウマ湾に停車しません。

22・23番:ワイキキ-カハラモール

オーガニックの人気スーパーマーケット『ホールフーズ』があるカハラモールまでは、22または23番で行けます。所要時間は20分ほど。

23番:ワイキキ-KCCファーマーズマーケット

毎週土曜日の朝に開催される『KCCファーマーズマーケット』に行くなら、23番。所要時間は15分ほど。

※2017年9月30日更新

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