ハワイ【ホノルル空港から市内・ワイキキのアクセス方法】所要時間＆料金比較

個人旅行でハワイを訪れる場合、最初に考えておかなければならないのが、空港から市内までのアクセスについて。ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）から、ワイキキやアラモアナといったホノルル市内までのアクセス手段は、さまざまな選択肢があります。人数や予算、持っている荷物の量などで、賢く使い分けるとよいでしょう。

参考：ホノルル空港が「ダニエル・K・イノウエ国際空港」に！米国の歴史に刻まれた日系人とは

ホノルル空港～ホノルル市内は車で約20～30分

ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）から、ワイキキやアラモアナなどのホノルル市内中心部までは、比較的近い距離にあり、車で20分～30分程度です。ただし、注意しておきたいのはラッシュ時間にぶつかってしまった場合。ハワイはアメリカの中でも渋滞がひどいことで知られる街で、朝夕のラッシュ時間に重なってしまうと、さらに時間がかかってしまう可能性があります。

エアポートシャトル

最もメジャーで便利な市内へのアクセス方法が、エアポートシャトルです。これは10人程度が乗車できるミニサイズのバンに、何組かのゲストが乗り合いで利用するシャトルで、ワイキキやアラモアナなどのホテルやコンドミニアムを巡回していきます。

そのときに乗り合わせた人によって巡回する場所が異なるため、所要時間は30分～40分前後。ただ、ほとんどのホテルやコンドミニアムでの乗降がOKで、自分が利用するホテルまたはコンドミニアムをドライバーに伝えれば、その目の前で降ろしてくれるので、とても便利です。

ホノルル国際空港発着便にあわせて、かなりの本数のシャトルが運行しているため、長い時間出発まで待つということもほとんどありません。1人～2人の旅行なら、タクシーよりお得に利用できます。

エアポートシャトルの所要時間と料金
所要時間：30分～40分ほど
料金：1人＄15～30ほど
チップ：降車して荷物をおろしてもらった際に、ドライバーに心づけ（数ドル～5ドル程度）を渡すと良いでしょう。
帰国時も利用するなら、往復で予約をしておくと、割引料金になる場合も多いです。

H.I.S. エアポートシャトル

ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）～ホテル（ワイキキ）
1人＄15
予約はウェブサイトから
乗り合いではなく専用車（リムジン、キャデラックなど）での送迎もあり。こちらは車種によって＄116～。
H.I.S. エアポートシャトル

JTBあいのり送迎プラン

ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）～ホテル（ワイキキ）
1人＄18（1歳以下の子どもは無料）
予約はウェブサイトから
JTBあいのり送迎プラン

ロバーツハワイ

ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）～ホテル（ワイキキ）
1人＄16　（カハラ、コオリナ、カポレイ、タートルベイ、ノースショア地区の場合は1人＄26）
予約はウェブサイト・電話から
ロバーツハワイ空港シャトル

スピーディシャトル

ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）～ホテル（ワイキキ）
1人＄15.48　（コオリナの場合は1人＄21）
予約はウェブサイト・電話から
スピーディシャトル

タクシー

3人～4人なら、エアポートシャトルよりも割安になるタクシーがおすすめです。ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）から、ワイキキまでなら20分～30分ほど。日本語で予約できるタクシーや、定額料金のタクシーもあるので、ハワイ初心者の方でも安心して利用できます。待ち時間もほとんどなく乗車できます。

タクシーの所要時間と料金
所要時間：20分～30分ほど
料金：＄30～40ほど
チップ：料金の15％ほどをチップとして渡すのが一般的。スーツケースの積み下ろしなどを手伝ってもらったのなら、1個につき1ドルほどをプラスしましょう。

チャーリーズタクシー

日本語での電話予約が可能で、ワイキキまでの定額料金を設定しているタクシーとして有名。
ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）～ホテル（ワイキキ）は定額＄29
ダウンタウン、カカアコまでなどの定額料金も設定されています。
チャーリーズタクシー

HANAタクシー

ワイキキまでの定額料金の設定があるタクシー。オフィシャルウェブサイトは韓国語表記のみですが、日本語のメディアなどに広告が出されています。
ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）～ホテル（ワイキキ）は定額＄35（チップ込み）

レンタカー

ハワイ滞在中にレンタカーの利用を予定しているのなら、ホノルル空港で車を借りていくのも便利でしょう。

ハーツ（Hertz）、バジェット（Budget）、アラモ（Alamo）、ニッポンレンタカーなどがありますが、レンタカーのオフィス（営業所）はホノルル空港から少し離れた場所にあります。各レンタカー会社が無料のシャトルバスを運行しているので、それに乗ってレンタカーの営業所まで行き、手続きを行います。

レンタカーはあらかじめ予約しておき、カーナビの手配なども準備しておくと、借りた後にすぐに出発できてスムーズです。

レンタカーの所要時間と料金
所要時間：20分～30分ほど（営業所までの移動時間、手続き時間は除く）
料金：レンタカー料金は1日＄100前後～（高級車はさらに高額になり、保険料金やチャイルドシートなどのオプション、ガソリン代金は別）
チップ：不要

ザ・バス

ホノルル空港から市内までのアクセスで最も割安で行けるのが、公共交通機関である「ザ・バス」を利用する方法。ホノルル空港から、ワイキキのクヒオ通りを通っていくため、乗り換えもなく利用することができます。

ただし所要時間は1時間以上かかる上、荷物については膝の上または座席の下に置けるサイズのものしか許可されていません。荷物が少ない人で、「地元の人に混じってローカル色あふれる旅を楽しみたい」という方には最適です。

ザ・バスの所要時間と料金
バス：19番または20番のバス（1時間に1～2本程度運行）
所要時間：60分～70分ほど
料金：大人＄2.75、子ども（6～16歳）$1.25、5歳以下は無料
チップ：不要

参考：オアフ島の公共交通機関「ハワイのザ・バス」乗り方・料金・主要路線図

Uber（ウーバー）

世界各国で利用者が拡大している自動車配車サービス「Uber（ウーバー）」は、ハワイでも利用者が確実に増えています。あらかじめアプリをダウンロードしておけば、すぐにサービスの利用も可能。

海外旅行やハワイにまだ慣れていない方は不安も大きいかもしれませんが、タクシー料金よりも割安で利用できると、「実際に使ってみた」という人の声を日本人からも聞くことが増えてきました。

ハワイに何度も訪れたことがあったり、Uberも普段から利用していたりする方には良い選択肢かもしれません。

＄1札の小銭を用意しておこう

ホノルル国際空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）からホテルまでアクセスする際、必要になるのが小銭です。交通機関への支払いのほか、ドライバーへのチップとしても使うことになるため、＄1札や＄5札などの細かい現金をあらかじめ用意しておくことが大切です。

ホノルル国際空港には両替所がありますが、決して良いレートではないので、日本で両替をすませておくことをおすすめします。ちなみに、小銭と言っても、コイン（硬貨）でチップを支払うことはほとんどありませんので、コインを用意しておくことは不要でしょう。

参考：ホノルル空港が「ダニエル・K・イノウエ国際空港」に！米国の歴史に刻まれた日系人とは
参考：オアフ島の公共交通機関「ハワイのザ・バス」乗り方・料金・主要路線図